カイ2乗検定(χ2検定) chi-square test
観測されたデータの分布が,理論上の分布と比べて偏りがないかを検定するものです.カイ2乗検定は,カイ2乗適合度検定とカイ2乗分割表の検定(またはカイ2乗独立性の検定ともいいます)に分けられます.
たとえば,疾患分類を調査して,脳出血が38人,脳梗塞が11人,くも膜下出血が11人いたとします.このとき,いずれかの人数が他よりも多いとか,少ないとかの偏りがあるか調べます.これをカイ2乗適合度検定といいます.
また,過去1年の入院歴が{あり,なし}の分類と,過去1年の転倒歴{あり,なし}の関係で,人数を調査し,入院歴と転倒歴の関係を調べるとします.入院,転倒それぞれ{あり,なし}で区切られた2×2の分割表を作成し,入院歴ありで,かつ転倒歴がある者と,入院歴なしで,かつ転倒歴のない者が多いなどの関係を知りたいときにカイ2乗分割表の検定が適用されます.
たとえば,疾患分類を調査して,脳出血が38人,脳梗塞が11人,くも膜下出血が11人いたとします.このとき,いずれかの人数が他よりも多いとか,少ないとかの偏りがあるか調べます.これをカイ2乗適合度検定といいます.
また,過去1年の入院歴が{あり,なし}の分類と,過去1年の転倒歴{あり,なし}の関係で,人数を調査し,入院歴と転倒歴の関係を調べるとします.入院,転倒それぞれ{あり,なし}で区切られた2×2の分割表を作成し,入院歴ありで,かつ転倒歴がある者と,入院歴なしで,かつ転倒歴のない者が多いなどの関係を知りたいときにカイ2乗分割表の検定が適用されます.
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