相関 correlation

 相関とは2つの変数の間の直線関係をみることです.
 2つの変数間で一方が大きくなると他方も大きくなる正の相関,一方が大きくなると他方が小さくなる負の相関があり,相関の程度を示す指標として相関係数を用います.相関係数は1または-1に近づくほど2つの変数間の線形関係は大きいといえます.
 たとえば,立位体前屈と柔軟性(膝関節伸展位での股関節屈曲角度)の関係を見たいとき,パラメトリックな手法の場合はPearsonの相関係数,また,ノンパラメトリックな手法の場合はSpearmanの順位相関係数を求めます.
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