治療企図解析(ITT解析) intention to treat analysis
ランダム割り付けを行う介入研究において,研究を始める前に決定した対照群と介入群の割り付けを実験終了時にも変えずに解析する方法です.たとえば,対照群(被検者A,B,C)と治療群(被検者D,E,F)として研究を行い,研究を進めるうちに対照群の被検者Bが治療を受けたくなって治療群に変わったとか,治療群の被検者Dが治療を止めたというとき[→脱落を参照]でも,研究終了時の解析は当初の予定通り,対照群(被検者A,B,C)と治療群(被検者D,E,F)として解析する手法です.
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