Kruskal-Wallisの検定 Kruskal-Wallis test
1元配置分散分析に相当するノンパラメトリックな手法(ノンパラメトリック検定)です.1元配置分散分析とは,3群以上の平均を比較し,差があるかないかを検定するパラメトリックな手法(パラメトリック検定)です.これに対して,正規分布に従わない3群以上の中央値を比較するために,1元配置分散分析の代わりとして用いられる検定です.
たとえば,運動をしていない群,軽い運動群,強い運動群の3群に対して,握力に差があるかという検定を行いたいとき,何れかの群の握力が正規分布に従わない場合は,Kruskal-Wallisの検定を適用します.それによって,これらの群間の中央値に差があるかどうかを判断できます.
たとえば,運動をしていない群,軽い運動群,強い運動群の3群に対して,握力に差があるかという検定を行いたいとき,何れかの群の握力が正規分布に従わない場合は,Kruskal-Wallisの検定を適用します.それによって,これらの群間の中央値に差があるかどうかを判断できます.
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