尤度比 likelihood ratio 感度と特異度の比を表すもので,感度÷(1-特異度)で計算します.感度または特異度が高いほど,大きな値をとります.これは正確には陽性尤度比と呼ばれるもので,10より大きくなると有効な検査と判断できます.これとは反対に,陰性尤度比というものもあります.陰性尤度比は(1-感度)÷特異度で計算され,感度または特異度が高いほど,小さな値をとります.0.1よりも小さくなると有効な検査と判断できます. EBPT用語集の参考文献はこちらのページ下段に掲載しています。ご参照ください。