検定力 power of test 真に「差がある」とか「相関がある」といった対立仮説が成立するときに,正しく「差がある」,「相関がある」という対立仮説を判定する確率(1-β)のことです.検出力ともいいます.通常は1-β=0.8や1-β=0.95に設定します.脳卒中群と健常群の握力の差の検定をするとします.そのとき,脳卒中群と健常群の母集団どうしの平均に,本当に(真に)差があるとき,検定によって「差がある」と正しく判定する確率(1-β)が検定力です. EBPT用語集の参考文献はこちらのページ下段に掲載しています。ご参照ください。