t検定(差の検定としての)t test

2つのデータの母集団が正規分布に従うとき,2つのデータの平均に差があるかを調べるパラメトリックな手法(パラメトリック検定)です.差の検定としてのt検定には,対応のないデータの差を調べる2標本t検定(two sample t test)と,対応のあるデータの差を調べる対応のあるt検定(paired t test)があります.
治療群と対照群(対応のないデータ)の平均握力に差があるかどうかを調べるときは2標本t検定を適用させます.A~Dの4名を対象として,介入前の片脚立位保持時間と介入後の片脚立位保持時間の平均値に差があるかどうかを調べるときは,対応のあるt検定を適用させます.
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