異質性の検定 test for heterogeneity

 複数の研究を統合するメタ分析などでは,研究間の結果にばらつきがあるかどうかを異質性の検定を用いて確認します.Cochran Q testではp値が5%より小さい場合,ばらつきの程度を%で表すI2検定では50%より大きい場合に,異質性がかなり高いと判断します.これらの検定結果は,異質性を視覚的に判断することができるフォレストプロットとともに示されることが一般的です.メタ分析で示された統合値を確認する時には,採用された研究間の異質性が低いかどうかに着目する必要があります.
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