Mantel-Haenszel検定(法) Mantel-Haenszel test(method)
分割表の検定としてカイ2乗検定(χ2検定)があります.その複数の分割表を統合して総合的に検定する手法です.固定効果モデル(メタ分析)においてもよく用いられます.
例えば分割表の検定として,転倒{あり,なし}と,過去の入院歴{あり,なし}の分割表を,年代{60歳代・70歳代・80歳代・90歳代}で層別化したとき,4つの年代別の分割表に対してカイ2乗検定(χ2検定)を4回行わねばなりません.Mantel-Haenszel検定ではこれらの4つのカイ2乗検定(χ2検定)を統合し,年代を調整したうえで検定することが可能です.
また,Mantel-Haenszel検定(法)は固定効果モデル(メタ分析)を用いて統合した効果量を推定する手法でもあります.Mantel-Haenszel検定(法)は,異質性の検定により複数原著論文の効果量間に明らかな異質性が認められる場合,適用は難しくなります.
例えば分割表の検定として,転倒{あり,なし}と,過去の入院歴{あり,なし}の分割表を,年代{60歳代・70歳代・80歳代・90歳代}で層別化したとき,4つの年代別の分割表に対してカイ2乗検定(χ2検定)を4回行わねばなりません.Mantel-Haenszel検定ではこれらの4つのカイ2乗検定(χ2検定)を統合し,年代を調整したうえで検定することが可能です.
また,Mantel-Haenszel検定(法)は固定効果モデル(メタ分析)を用いて統合した効果量を推定する手法でもあります.Mantel-Haenszel検定(法)は,異質性の検定により複数原著論文の効果量間に明らかな異質性が認められる場合,適用は難しくなります.
- EBPT用語集の参考文献はこちらのページ下段に掲載しています。ご参照ください。