絶対リスク低下 absolute risk reduction
対照群の絶対リスクから介入群の絶対リスクを引いた値として表され,差が大きいほど研究で実施された介入の効果が大きいといえます.
たとえば, 糖尿病境界型と診断された方を対象として,対照群は栄養指導のみ,介入群は栄養指導に加えて定期的な運動を取り入れる介入とするランダム化比較試験(RCT)を考えてみると,結果として対照群の糖尿病発症率が7.5%,介入群の糖尿病発症率が5.3%であった場合,絶対リスク低下=7.5%-5.3%=2.2%となります.この研究では,定期的な運動を取り入れる介入によって,調査対象者全体の2.2%が糖尿病の発症を予防できたといえます.
たとえば, 糖尿病境界型と診断された方を対象として,対照群は栄養指導のみ,介入群は栄養指導に加えて定期的な運動を取り入れる介入とするランダム化比較試験(RCT)を考えてみると,結果として対照群の糖尿病発症率が7.5%,介入群の糖尿病発症率が5.3%であった場合,絶対リスク低下=7.5%-5.3%=2.2%となります.この研究では,定期的な運動を取り入れる介入によって,調査対象者全体の2.2%が糖尿病の発症を予防できたといえます.
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