連関係数 coefficient of association
分割表の行と列の関連度を表す指標で相関係数に似ています.カイ2乗検定(χ2検定)によりp<0.05で有意な偏りがあっても,何れかのセル(カテゴリー)で人数が多いか少ないという偏りを示すのみです.連関係数を用いることで行と列の人数の多いとか少ないという関連度を知ることができます.連関係数は-1~1の範囲をとり(種類によっては0~1),相関係数と同様に解釈します.様々な連関係数がありますが,2行2列の(2×2)分割表ではファイφ係数,それ以外の分割表ではクラメールのV係数などがあります.
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