後ろ向き研究 retrospective study 一定の期間を経て後ろ向きにデータをとる,縦断研究の一つです.研究を開始する時点から,過去にさかのぼって疾患や障害を引き起こした要因(人工股関節全置換術を施行された患者における転倒など)にさらされたかどうかを調べる方法です.起こったことを振り返って確認するので,交絡因子の把握が困難ですが,研究を終えるまでに要する時間が,比較的短時間ですむことが可能です.症例対照研究などが代表的なものとなります. EBPT用語集の参考文献はこちらのページ下段に掲載しています。ご参照ください。