Bonferroniの調整(多重比較法) Bonferroni correction

多重比較法の手続きの1つです.Bonferroniの方法などと呼ばれます.ある検定で得られた有意確率p値をBonferroniの補正によって修正すると,多重比較の問題[→多重比較法を参照]を避けることができるわけです.3群以上の比較にt検定(差の検定)を行うと,t検定を3回行わなければなりません.これでは検定の繰り返しという多重比較の問題が起こりますので,t検定で得られたp値をp×3(検定の繰り返し数)と補正して,補正後のp値がp<0.05となれば有意差ありと判断します.
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