7つの項目すべてにチェックすることができました。論文とは異なるものの、対象者における発症からの期間が類似している点、通所施設でも取り組める点から、在宅で生活している脳卒中片麻痺者にも適応できると判断しました。実際の環境下での歩行練習であるため、特別な機器を用いず、日々の臨床能力でも十分に実施することが可能であると判断しました。検索文献における実際の環境下での歩行場所として、ショッピングセンターがありますが、外出許可は得られていなかったため、当院の敷地内で実施できる環境下でのみ行いました。検索文献の実施期間は4週間(計20回)でしたが、通所リハビリテーション利用者であったため、1週間に2回の介入を3か月間(計24回)実施しました。実施するにあたり、介入の初期計画に対して医師、看護師、介護士、相談員の同意を得ました。初期計画を患者に対して説明し、同意を得た上で実施しました。