Reporting Guideline
研究の質を保証するために作成された指針です.研究デザイン別には,システマティックレビューおよびメタ分析に関してはPRISMA声明,ランダム化比較試験(RCT)に関してはコンソート声明,観察研究に関してはSTROBE声明,診断精度の研究に関してはSTRAD,症例報告に関してはCARE声明がそれぞれ示されており,能力低下やリハビリテーション分野の研究報告を掲載している28誌のリハビリテーション・ジャーナルはこれらの指針を積極的に使用することに合意しています1).研究者は,この指針に沿って作成されているチェックリストやフローチャートを研究計画の段階で確認することで,よりバイアスの少ない研究方法を検討することができかつ論文投稿時に必要な情報を知ることができます.
- Leigton C,Allen W,et al: Elevating the Quality of Disability and Rehabilitation Research: Mandatory Use of the Reporting Guidelines.Phys Ther.2014;94:446-448.
- EBPT用語集の参考文献はこちらのページ下段に掲載しています。ご参照ください。