サンプルサイズ sample size
対象の数のことで,標本の大きさとも呼びます.研究報告では,一般的に「n」と略します.n≒∞の大きな集団(母集団)を全て調べるのは難しいので,対象者(標本)を数名選んで研究対象とします.
統計的検定を行うとき,サンプルサイズが小さいときは検定力が小さくなるゆえに,第Ⅱ種の過誤(βエラー)も大きくなります.サンプルサイズが大きいときは,検定力が大きくなり,第Ⅱ種の過誤(βエラー)は小さくなります.なお,第Ⅰ種の過誤(αエラー)はサンプルサイズによらず常に一定です.
統計的検定を行うとき,サンプルサイズが小さいときは検定力が小さくなるゆえに,第Ⅱ種の過誤(βエラー)も大きくなります.サンプルサイズが大きいときは,検定力が大きくなり,第Ⅱ種の過誤(βエラー)は小さくなります.なお,第Ⅰ種の過誤(αエラー)はサンプルサイズによらず常に一定です.
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