活動内容

  1. ワーキンググループ
    部門内に以下のワーキンググループを立ち上げて、各種課題に対して学術的な側面も含めて対応。

    ①多施設研究班
    大腿骨近位部骨折を受傷した精神疾患患者を対象に多施設研究を実施。
   → 上薗紗映先生執筆論文が「Progress in Rehabilitation Medicine」に掲載
     https://www.jstage.jst.go.jp/article/prm/5/0/5_20200019/_article/-char/ja
     甲田宗嗣先生執筆論文が「Physical Therapy Research」に掲載
     https://www.jstage.jst.go.jp/article/ptr/23/2/23_E10016/_article/-char/en
     
     現在は、嚥下障害および誤嚥性肺炎についての多施設研究を計画中。

②文献検索班
国内外の論文を集積し、システマティックレビュー等を行いつつ、現在ある課題について調査。
 
③認知症疾患センター・認知症リハ班
部門会議に有識者を交えて検討の後、2019年12月1日に認知症施策についての研修会を開催。認知症についての情報共有等に努める。
 
④アンケート分析班
部門会員に対してのアンケートを実施し、その結果について分析・考察し、今後のニーズや問題点・課題等の洗い出しを行う。
 
⑤地域リハ班
訪問リハビリテーション等でも精神疾患を持つ患者の処遇や対応等について問題が多いという声が会員より寄せられ、まずは状況把握等のアンケート調査を企画予定。
 
⑥厚生労働省科学研究費対応班
厚生労働省科学研究費により行われていた研究に参加できる施設を紹介し、協力を行った施設は研究へ参加。
 
  1. 研修会の実施
    その時期に必要と思われる研修会を企画・運営。
    e-learningの作成も行っている。
     
  2. 診療報酬改定に対しての情報提供等
    精神科での理学療法実施の算定化に向けて、情報収集・要望書の作成等を行っている。
     
  3. 研究会の開催
    年に1度、学会形式の研究会を行っている。
     
  4. 卒前卒後の理学療法士教育について
    協会生涯学習局や学会内の教育情報ネットワークと連携して、モデルコアカリキュラムの作成、精神科領域の理学療法学の確立および指定規則への組み入れを目指して検討する。