2025.01.10

日本運動器理学療法学会 第4回サテライトカンファレンスのお知らせ

【テーマ】臨床研究を理学療法実践に生かす

【形 式】完全Web開催

【日 時】2025年3月29日(土) 14:00~18:00

【定 員】100名

【参加費】専門会員A・B:1,000円 一般会員・その他:2,000円 学生会員:0円

【申込方法】日本理学療法士協会マイページより,セミナー番号「138282」で検索してください.
※当日受付は行いませんので,参加希望者は事前申込みをお願いいたします.
※口座振替は2025年2月12日(水)まで,クレジット決済は2025年3月15日(土)までとなります.
日本理学療法士協会のマイページのログイン画面はこちらから

【開催趣旨】
運動器疾患に関連する症状や運動機能障害の解釈は,個々の臨床経験や専門家の洞察に基づいて発展してきた.しかし,近年では可視化が可能なデバイスや手法が開発され,客観的評価にもとづいたエビデンスが多く生み出されている.
 集積されたエビデンスを臨床現場で活用するためには,臨床に則した導入が不可欠である.今後,私たちの臨床現場では,エビデンスにもとづいた適切なアウトカムの設定,運動療法の選択,そして理学療法の実践を介入効果として示すこと求められる.そのためには臨床研究とともに臨床実践を発展させていく必要がある.
 そこで今回のサテライトカンファレンスでは,「臨床研究を理学療法実践に生かす」ことをテーマとし,集積されたエビデンスをどう活用していくかを議論する場としたい.
 

日本運動器理学療法学会 第4回サテライトカンファレンス
代表世話人 森口 晃一

【プログラム】
1.特別講演(60分)
タイトル: 臨床研究を理学療法実践に生かすには
講師:田中 創 (福岡整形外科病院)
司会:西上 智彦(県立広島大学)

2.指定演題:症例報告(発表15分,質疑応答5分 計60分)
 ①後方不安定性を有する習慣性肩関節脱臼患者に対して運動療法を実施した一例
   演者:烏山 昌起 (南川整形外科病院)
 ②腰部疾患患者におけるモーションセンサーを用いた動作解析に基づく理学療法実践の一例
   演者:森川 大貴 (えにわ病院)
 ③腹直筋離開の影響を考慮した腰痛症状に対する理学療法
   演者:横井 悠加 (城西大学)

 司会:谷口 隆憲(福岡国際医療福祉大学)

3.シンポジウム(各20分、計60分)
 テーマ:研究知見の臨床活用
 ①バイオメカニクスを臨床実践に生かす
   講師:河上 淳一 (日本歯科大学)
 ②質問紙法から得た情報を臨床実践に生かす
   講師:今井 亮太 (大阪河﨑リハビリテーション大学)
 ③予測的姿勢調節の制御理論を臨床実践に生かす
   講師:萬井 太規 (大分大学)

 司会:阿南 雅也(大分大学)

4.総合討論(30分)
 特別講演およびシンポジウムの講師4名
 司会:森口 晃一(森寺整形外科),原田 伸哉(令和健康科学大学)