概要
設立の趣旨
神経障害に基づく複合的で幅広い課題について、理学療法の視点に立った基礎研究および臨床研究を推進し、根拠に基づく実践的な理学療法の開発・研鑽と普及および教育の向上を図り、神経障害に関わる理学療法の発展と、わが国の保健・医療・福祉および国民の健康に寄与することを目的とする。
主な領域
- 脳卒中・頭部外傷・脳腫瘍などによる脳損傷
- 神経障害による発達障害
- 脊髄損傷
- 神経筋疾患、など
主な活動
- わが国における過去50年間の中枢神経障害の理学療法のあり方を問う。
- 中枢神経障害に伴う運動・認知障害等の病態の妥当な解釈を進める。
- 中枢神経障害の評価のあり方を再考する。
- 中枢神経障害患者に対する根拠に基づく有効かつ実践的な理学療法を模索する。
- 神経障害理学療法の視点に立った基礎研究および多施設による客観的データおよび症例の蓄積等を基にした臨床研究を推進する。
- 脳や脊髄に関わる神経科学と運動力学との融合を図る。
- 治療用および更生用装具、補助具の有効な利用について探求する。
- ロボティクス、再生医療等に関する情報を周知し、その進歩に応え得る知識・技術の習得を推進する。
- 本領域での用語を吟味し、定義する。
- 神経障害理学療法に関わる卒前教育水準を見直し、提言する。
- 関連学会および学際領域との積極的交流を図る。
- わが国の保健・医療・福祉および国民の健康に寄与するために活動する。