第31回日本神経理学療法学会サテライトカンファレンス

【集会テーマ】
脳卒中リハビリテーションにおける革新:AI支援も含んだ下肢装具の標準化と個別化
 
【開催趣意】
脳卒中後の歩行能力の改善は、理学療法の中核的な目標です。現行の脳卒中治療ガイドラインが下肢装具を推奨していることからも、その重要性は明らかです。しかしながら、多様な原因と症状による歩行障害に対して、最適な下肢装具療法を提供することは依然として大きな挑戦です。この課題に対処するためには、神経科学とバイオメカニクスの知見を統合し、さらにAI技術を駆使することで、個々の患者に適した治療選択が可能となると考えています。
本カンファレンスでは、下肢装具の選定・評価・介入方法に関するガイドラインの明確化を目指すために、AIとビッグデータを活用した「歩行障害・装具選定意思決定支援システム」の開発に向けて、現在までの知見を共有し、議論によって知見同士を掛け合わせて深堀りします。例えば、このシステムでは、神経科学とバイオメカニクスの融合によって得られる知見を基に、標準化されるべき方法と個別化が必要な方法の境界を明確にします。
臨床現場での不明瞭さを解消し、患者一人ひとりのニーズに応じた適切な下肢装具の選択と時宜を得た治療提供を実現するために、療法士の専門的判断をAIの予測能力で強化する方法を模索します。参加者は、神経科学、バイオメカニクス、そして最先端の技術が織りなすリハビリテーションの新たな地平を共に探求し、議論を交わすことになります。
私たちの共同作業を通じて、脳卒中患者の歩行機能改善が促進され、理学療法の新たな進歩を共に目撃することを目指します。本カンファレンスが、実践的な知識の交換の場となり、脳卒中リハビリテーションにおける新たな革新への道を切り開く一歩となることを願っています。
 
【開催概要】
集会長:平塚 健太(函館市医師会看護・リハビリテーション学院)
開催日時:2024年7月21日 9:30~15:45予定
開催方法:ハイブリット開催(対面+リアルタイム)
※対面会場:日本医療大学 月寒本キャンパス 大講堂(北海道札幌市豊平区月寒東3条11丁目1-50)
※駐車場は利用できません。公共交通機関でお越しください
(最寄り駅:地下鉄東西線 南郷13丁目駅 徒歩10分、地下鉄東豊線 福住駅 徒歩13分)

※全プログラムアーカイブ配信あり
 
【プログラム】
○オープニングリマーク
脳卒中者の歩行障害に対する下肢装具選定の未来像
集会長 平塚 健太(函館市医師会看護・リハビリテーション学院)
○教育講演
神経科学から捉える脳卒中者の下肢装具に関する意思決定について
講師 阿部 浩明(福島県立医科大学)
司会 安部 陽子(札幌白石記念病院)
○教育講演
バイオメカニクスから捉える脳卒中者の下肢装具に関する意思決定について
講師 春名 弘一(北海道科学大学)
司会 内藤 考洋(旭川リハビリテーション病院)
○教育講演
下肢装具を選定するために必要なデータサイエンスとは
講師 森 公彦(関西医科大学)
司会 渡辺 智也(時計台記念病院)
○実践報告
ブレースカンファレンスによる下肢装具に関する意思決定の実情
講師 伊藤 一成(旭川リハビリテーション病院)
下肢装具選定に関するAIの使用-症例を通じて-
講師 小野 圭介(十勝リハビリテーションセンター)
ファシリテーター 小島 伸枝(時計台記念病院)小林 英司(日本医療大学)
○総合討論
「歩行障害・装具選定意思決定支援システム」の開発に向けて必要なものは何か
-AI技術を利用した標準化と個別化-
シンポジスト 阿部 浩明(福島県立医科大学)
春名 弘一(北海道科学大学)
森 公彦(関西医科大学)
伊藤 一成(旭川リハビリテーション病院)
小野 圭介(十勝リハビリテーションセンター)
【SNS】
https://twitter.com/jsnpt_sc
 
【事前参加申込】
2024年4月21日開始予定
セミナー番号:対面125507 オンライン125508
 
【お問い合わせ】
準備委員長 松田 直樹(北海道文教大学)
メールアドレス:jsnpt31sc@gmail.com