2020.02.20
内訳 事前登録者数: 会員537名
当日参加者数: 会員105名
非会員 14名
他職種(医師・作業療法士・他)44名
学生19名
演題数:107演題(口述35演題・ポスター72演題)・1演題未発表
採択率:99%(演題登録数111件、採択数110件、不採択数1件)
演題名:「痙直型脳性麻痺患者におけるTrunk Impairment Scale の信頼性と妥当性」
受賞者:楠本 泰士(東京工科大学)
奨励賞(会員歴10年未満)
セッション名:一般演題1
演題名:「歩行機能別に見た歩行能力の発達過程」
受賞者:萬井 太規(北海道大学大学院保健科学研究院)
学術大会長賞
セッション名:一般演題6
演題名:「重症心身障がい児の我が子に対する在宅での24 時間姿勢ケア
~ 6 年間24 時間姿勢ケアを実践した報告~」
受賞者:佐藤 公明(佐賀整肢学園からつ医療福祉センター)
その他、大会企画
FUN Photo Contest大賞
タイトル:「よーい どん!!」
受賞者:伊藤 かおり 殿(こぐま学園)
「小児理学療法実態調査 2018 大学病院・一般病院以外における小児理学療法実施に関する調査報告書」はこちら
日本小児理学療法学会
2019年11月16日(土)~17日(日)の会期で、福岡国際会議場におきまして第6回日本小児理学療法学会学術大会を開催いたしました。昨年の第5回日本小児理学療法学会学術大会は、初めての分科学会単独開催として大阪で開催され、予想を上回る参加者が訪れ大成功となりました。そして2回目の分科学会単独開催となる、第6回日本小児理学療法学会学術大会はリハビリテーション発祥に縁の深い九州の福岡で開催することができました。
福岡県北九州市にあります、北九州市立総合療育センターの初代所長である高松鶴吉先生は、日本の療育に大きく名を残されている方です。先生の著書「自立へ向かう療育」の中では「療育とは個々の訓練ではなく、もっと全体的な注意深く計画され実施される子育てであることもわかってきた」と述べられています。さらに子育てとは「育つ力を育てる」ことだとも述べられています。この「育つ力を育てる」にはどうすれば良いのか。自問の過程で一つの論文に出逢いました。Rosenbaum(2011)らが著したThe ‘F-words’ in childhood disability: I swear this is how we should think!です。その中にはFunction, Family, Fitness, Fun, Friends, Futureという、6つの’F-words’ が紹介されていました。そしてこどもにとって、何が一番重要だろうと熟考した結果、 ’Fun’だと確信しました。
第6回の学術大会は、『障害を持つこども達の’Fun’について考える』をテーマとしました。そして、そのテーマに相応しい特別講演を久留米大学医学部小児科学講座の主任教授である 山下 裕史朗 先生に「発達障害のある子どもたちと楽しさを共有できる診療を目指して」のテーマでお話して頂きました。また、特別講演の他にも基調講演、教育講演、調査報告が行われ、最後のプログラムのシンポジウムでは「重い障害を持つこども達の’Fun’について考える」をテーマに、3人の先生方にご登壇頂きました。3人の先生方の貴重なお話とフロアーからの数多くのご質問により、非常に闊達で意義深いシンポジウムとなりました。
2日間の学術大会では過去最多となる110演題が集まり、予想を遥かに上回る700名を越える方々に参加して頂き、盛会の中終えることができました。これも一重に全ての参加者の方々、小児学会運営幹事の皆様、講師、座長の皆様、さらに開催に際して企画、準備、運営に携わって頂きました準備委員、当日スタッフの皆様のおかげだと心から感謝しております。
本当にありがとうございました。最後にもう一度心からの謝意を申し上げます。
第6回日本小児理学療法学会学術大会報告
参加者数 : 719名
内訳 事前登録者数: 会員537名
当日参加者数: 会員105名
非会員 14名
他職種(医師・作業療法士・他)44名
学生19名
本学会での演題審査結果
演題数:107演題(口述35演題・ポスター72演題)・1演題未発表
採択率:99%(演題登録数111件、採択数110件、不採択数1件)
優秀賞(会員歴10年以上)
セッション名:一般演題1 演題名:「痙直型脳性麻痺患者におけるTrunk Impairment Scale の信頼性と妥当性」
受賞者:楠本 泰士(東京工科大学)
奨励賞(会員歴10年未満)
セッション名:一般演題1
演題名:「歩行機能別に見た歩行能力の発達過程」
受賞者:萬井 太規(北海道大学大学院保健科学研究院)
セッション名:一般演題6
演題名:「重症心身障がい児の我が子に対する在宅での24 時間姿勢ケア
~ 6 年間24 時間姿勢ケアを実践した報告~」
受賞者:佐藤 公明(佐賀整肢学園からつ医療福祉センター)
その他、大会企画
FUN Photo Contest大賞
タイトル:「よーい どん!!」
受賞者:伊藤 かおり 殿(こぐま学園)
「小児理学療法実態調査 2018 大学病院・一般病院以外における小児理学療法実施に関する調査報告書」はこちら
日本小児理学療法学会
学術大会お礼のご挨拶
2019年11月16日(土)~17日(日)の会期で、福岡国際会議場におきまして第6回日本小児理学療法学会学術大会を開催いたしました。昨年の第5回日本小児理学療法学会学術大会は、初めての分科学会単独開催として大阪で開催され、予想を上回る参加者が訪れ大成功となりました。そして2回目の分科学会単独開催となる、第6回日本小児理学療法学会学術大会はリハビリテーション発祥に縁の深い九州の福岡で開催することができました。
福岡県北九州市にあります、北九州市立総合療育センターの初代所長である高松鶴吉先生は、日本の療育に大きく名を残されている方です。先生の著書「自立へ向かう療育」の中では「療育とは個々の訓練ではなく、もっと全体的な注意深く計画され実施される子育てであることもわかってきた」と述べられています。さらに子育てとは「育つ力を育てる」ことだとも述べられています。この「育つ力を育てる」にはどうすれば良いのか。自問の過程で一つの論文に出逢いました。Rosenbaum(2011)らが著したThe ‘F-words’ in childhood disability: I swear this is how we should think!です。その中にはFunction, Family, Fitness, Fun, Friends, Futureという、6つの’F-words’ が紹介されていました。そしてこどもにとって、何が一番重要だろうと熟考した結果、 ’Fun’だと確信しました。
第6回の学術大会は、『障害を持つこども達の’Fun’について考える』をテーマとしました。そして、そのテーマに相応しい特別講演を久留米大学医学部小児科学講座の主任教授である 山下 裕史朗 先生に「発達障害のある子どもたちと楽しさを共有できる診療を目指して」のテーマでお話して頂きました。また、特別講演の他にも基調講演、教育講演、調査報告が行われ、最後のプログラムのシンポジウムでは「重い障害を持つこども達の’Fun’について考える」をテーマに、3人の先生方にご登壇頂きました。3人の先生方の貴重なお話とフロアーからの数多くのご質問により、非常に闊達で意義深いシンポジウムとなりました。
2日間の学術大会では過去最多となる110演題が集まり、予想を遥かに上回る700名を越える方々に参加して頂き、盛会の中終えることができました。これも一重に全ての参加者の方々、小児学会運営幹事の皆様、講師、座長の皆様、さらに開催に際して企画、準備、運営に携わって頂きました準備委員、当日スタッフの皆様のおかげだと心から感謝しております。
本当にありがとうございました。最後にもう一度心からの謝意を申し上げます。
2020年1月9日
第6回 日本小児理学療法学会学術大会
学術大会長 奥田 憲一
準備委員長 松﨑 哲治
第6回 日本小児理学療法学会学術大会
学術大会長 奥田 憲一
準備委員長 松﨑 哲治
奥田大会長講演
山下先生による特別講演
ポスター発表
企業展示
FAN Photo Contest
シンポジウム
閉会の挨拶
エンディング~スタッフ集合