理事紹介

小塚 直樹 理事長

札幌医科大学
保健医療学部 副学部長 
理学療法学科理学療法学第一講座 
主任教授

 私の日本小児理学療法学会への関わりは、分科学会の起ち上げから現在までの9年間となりました。この間、代表運営幹事、学術大会長などの要職を拝命し、本学会の学術的地位を高める役割を担ってきました。今後も本学会が安定した運営を継続し、良質な学術活動を発展させながら、会員のために多くの学術コンテンツを発信、提供することで、その成果が多くのこどもたちとご家族に幸福をもたらすような優しさのある循環を構築したいと考えております。多くの会員が明確な目的をもって集える場を作りたい。そのような魅力ある法人学会の基盤に我々の大切な学問を蓄積できるよう、微力ながら理事として役割を果たしたいと考えております。

小塚 直樹(コヅカ ナオキ)

小塚 直樹(コヅカ ナオキ)

中 徹 副理事長

アール医療専門職大学
リハビリテーション学部 学部長 

 第17回理学療法士国家試験に合格し、以後小児領域の理学療法と教育に携わり、あと少しで40年になろうとしています。小児理学療法学会の運営幹事では最年長となってしまいましたが副代表をお預かりすることとなりました。 経験に基づく革新的保守性を堅持して、若い会員の邪魔にならない支援に心がけたいと思います。 すべてを受け入れ、すべてに心を回し、小さな挑戦を続ける学会となるために頑張ってまいります。 よろしくおねがいします。

中 徹(ナカ トオル)

中 徹(ナカ トオル)

横山 美佐子 副理事長
       財務委員会・国際委員会担当


北里大学
医療衛生学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 
講師

 現在は北里大学で教鞭をとっておりますが、臨床は大学病院・母子保健・療育・訪問等を経験しています。研究は、小児の内部障害に関する研究を中心に取り組み、医学博士・専門理学療法士(内部障害)・認定理学療法士(発達障害)を取得しました。
また、IOPTP研究チーム、世界理学療法連盟学会のプログラム委員会で活動中です。
 私は、病気や障害のあるなしに関わらず子供やご家族が活き活きと生活できるために、理学療法士の強みを活かし、当事者とご家族を支援できる体制や小児に対する理学療法の研究活動の基盤を整えたいと思います。そして、医療・保健福祉・教育との連携を取りつつ、子供の健康に貢献したいと思っています。

横山 美佐子(ヨコヤマ ミサコ)

横山 美佐子(ヨコヤマ ミサコ)

井上 和広 総務委員会副担当 理事

北海道立子ども総合医療・療育センター
リハビリテーション課 理学療法係長

 北海道で小児理学療法に従事し、今年で30年になります。障がいを持つ子どもたちが、広大な北海道の各地域で様々な支援を受けながら成長している姿に触れ、多くのことを学ばせて頂いています。ますます多様化する対象疾患や年齢構成、支援環境などを踏まえ、今後小児理学療法はどう進むべきか、社会のニーズにどう応えていくべきかを、会員の皆様と一緒に考えていき、子どもたちやご家族の幸せに貢献できればと思います。 どうぞ宜しくお願い致します。

井上 和広(イノウエ カズヒロ)

井上 和広(イノウエ カズヒロ)

神谷 猛 理学療法標準化検討委員会担当 理事

豊橋市民病院
リハビリテーションセンター 主査

 私が勤務しているのは急性期総合病院で、特にNICUを中心に小児理学療法に携わっております。小児専門病院ではない分、全般的な理学療法の一領域として小児理学療法を考える環境で勤務しております。総合病院の性質上、小児、NICUに特化した人員配置を維持することの難しさにも何度となく直面してきました。小児理学療法が推進され、地域差がなくなるよう、実践される情報や臨床実績の集約と発信ができるように取り組んでいきたいと思います。

神谷 猛 (カミヤ タケシ)

神谷 猛 (カミヤ タケシ)

北原 エリ子 総務委員会副担当 理事

順天堂大学医学部附属順天堂医院
リハビリテーション室 技士長

 理学療法士になって33年、大学病院に勤めて23年が経ち、このコロナ禍の2年においては、ジェネラリストの育成とスペシャリストとして専門分野の研究を進めることの重要性を痛感しております。そして臨床家・教育者・研究者の方々との協働を図って、乳幼児期から青年期・成人以降どの時期の患者さんにも安全で効果的な理学療法を実践できるジェネラリスト育成のシステムづくりと共同研究を推進しています。臨床家の観点から学会で果たすべき役割を考え続け、学会活動に貢献できるよう尽力していきたいと思っております。ご指導、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 北原 エリ子(キタハラ エリコ)

 北原 エリ子(キタハラ エリコ)

木元 稔 機関誌調整委員会副担当 
     研究推進員会副担当   理事


秋田大学大学院
医学系研究科保健学専攻理学療法学講座  助教

 はじめて理事として務めます。よろしくお願いします。
理学療法士としては、秋田県太平療育園、秋田県小児療育センター、秋田県立医療療育センターで働いて参りました。現在の所属になった後も、週2回、小児と高齢者の施設で理学療法に携わっております。
  私の直近の主な活動としては、秋田県理学療法士会、並びに東北ブロック協議会における機関誌編集の業務があります。本会においても、機関誌や研究についての業務に携わることになる予定です。慣れないことばかりですが、みなさんの臨床に役立つ情報を発信できるよう、尽力して参りますので何卒よろしくお願いいたします。

木元 稔(キモト ミノル)

木元 稔(キモト ミノル)

儀間 裕貴 機関誌調整委員会担当
      広報委員会副担当   理事


東京都立大学
健康福祉学部 理学療法学科 准教授

 私はこれまで,特に低出生体重児やハイリスク児を対象とした臨床と研究に携わり,また,大学の研究機関に在籍してヒトの発達に関する研究活動に取り組んできました。現職では,これまで得た知見を活かして,小児理学療法の分野に根差した教育・研究活動に取り組んでいます。学会が法人化され,「小児理学療法学の科学性の追求」という使命が明確化されました。これにより,これまで以上に充実した学術活動が展開され,その成果を広く社会に発信・還元する責任をもちます。取り組みの成果をしっかりと発信する上で,学会誌「小児理学療法学」の充実が必須となりますので,機関誌調整委員として尽力したいと考えております。

儀間 裕貴(ギマ ヒロタカ)

儀間 裕貴(ギマ ヒロタカ)

楠本 泰士 研究推進委員会担当
      国際委員会副担当  理事


福島県立医科大学
保健科学部 理学療法学科 准教授

 大学卒業後は東京都で勤務、2021年から福島県で働き、日本小児理学療法学会の理事として活動しています。在任中は研究推進委員として、サテライトカンファレンスの企画・運営・実施や研究支援セミナーの企画に携わらせていただきました。現在は、本人・家族立脚型の情報アプリケーションの開発、病院や福祉施設、一般企業の方々との共同研究を行っています。小児リハビリテーションの科学性を引き上げていくために、会員の皆様が日々行っている良い取り組み、良い仕事を見える化していくこと、それを後押しするために、小児理学療法学会を盛り上げられればと思います。

楠本 泰士(クスモト ヤスアキ)

楠本 泰士(クスモト ヤスアキ)

多田 智美 ガイドライン部会副担当  理事

鈴鹿医療科学大学
保健衛生学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 
助教

 本学会が分科学会として立ち上がった当初より関わらせていただきました。自分自身のテーマである学校教育と理学療法との連携について、本学会活動でも多くを発信させていただきましたが,さらに要望が高まっていると感じております。ライフステージにおける途切れることのない支援の構築においては学校教育との連携は大きな意味を持っています。お子さん、ご家族、そして支援者の方々が笑顔で過ごしていくことに貢献できるよう、課題を明確にし指針となる発信ができるように努めていきたいと思っています。

多田 智美(タダ サトミ)

多田 智美(タダ サトミ)

中林 美代子 広報委員会担当  理事

新潟県はまぐみ小児療育センター
診療部 リハビリテーション 副参事

 2014年の分科学会設立時より役員として関わり、この度の法人化で広報担当なりました。臨床では、乳幼児期から成人期にわたり脳性まひ児を中心に発達障害児や二分脊椎、神経・筋疾患などの方々に関わっております。平成元年からこれまでの間、療育の現場でお子様やご家族の支援をしてまいりました。各ライフステージに合わせた支援の在り方を検討し、小児領域に携わる人たちの連携を築きながら、よりよい支援のあり方を提案できるよう努めてまいりたいと思っております。

中林 美代子(ナカバヤシ ミヨコ)

中林 美代子(ナカバヤシ ミヨコ)

日浦 伸祐 総務委員会担当  理事

大阪発達総合療育センター南大阪小児リハビリテーション病院
リハビリテーション部
エキスパート理学療法士

 当学会が法人化される前の分科学会発足時より、運営幹事、そして、法人化後より、総務担当理事として携わらせて頂いています。
私自身、小児、及び、成人中枢神経系領域の指導者として20年余携わってきました。その経験と知識を生かし、臨床に役立つEvidenceの活用、誰が行っても同じ結果でなく、理学療法士だからこそ実現できる小児理学療法のQualityの向上につながるよう、組織、運営の面から、貢献していきたいと考えています。

日浦 伸祐(ヒウラ ノブヒロ)

日浦 伸祐(ヒウラ ノブヒロ)

松﨑 哲治 財務委員会副担当
      理学療法標準化検討委員会副担当  理事


麻生リハビリテーション大学校
理学療法学科

 日本小児理学療法学会運営幹事を2年務め、その後日本小児理学療法学会の立ち上げの際には監事に就任し、これまで関わってきました。今期はまた理事として関わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
また、これまで第6回日本小児理学療法学会学術大会の準備委員長を務め、成功裏に終えることができました。
その他の活動としましては、現在日本理学療法士協会代議員4期目・福岡県理学療法士会副会長を務めております。
これらの経験を生かし今後も日本小児理学療法学会に携わり、更なる理学療法の質の向上に努めてまいりたいと思います。
よろしくお願いいたします。

松﨑 哲治(マツザキ テツジ)

松﨑 哲治(マツザキ テツジ)

藪中 良彦 ガイドライン部会担当
      国際委員会副担当   理事


大阪保健医療大学
保健医療学部 リハビリテーション学科 教授

 大阪保健医療大学の藪中です.教鞭をとると共に小児の訪問リハ,特別支援学校での療育相談および研究活動,区役所での発達障害児の相談事業,放課後デイサービスの顧問などをしています.
 日本の小児理学療法が,運動パターンの強調および正常発達へ近づけることを目標としたパラダイムから,子ども達の運動を子ども達が選んだ運動と捉え,子ども達の運動を変えようとするのではなくリスペクトし,子ども達と相談しながら子ども達のやり方でできること(機能的な課題の遂行)が増えるようなパラダイムに変わっていけるように,会員の皆様とディスカッションし切磋琢磨していければと思っています.今自分自身がパラダイムの変更に四苦八苦しています.皆様からいろいろな考えやアイデアを教えて頂けると幸いです.

藪中 良彦(ヤブナカ ヨシヒコ)

藪中 良彦(ヤブナカ ヨシヒコ)

横井裕一郎 研究推進委員会副担当
      広報委員会副担当   理事


北海道文教大学
人間科学部 学部長 
理学療法学科 教授 

 私は大学・大学院リハビリテーション研究科にて障がいのあるこども、健常児対象の研究および指導を行っています。また児童発達支援センターや幼稚園、一般病院にて発達支援を行っています。
 学会では研究推進委員会としてサテライトカンファレンス等の企画運営、法人前の学会では、学会企画部として学術大会内の講演の企画・運営やコロナ禍における若手理学療法士向けの動画配信に関する企画、教育情報ネットワーク担当として日本理学療法教育学会の小児教育カリキュラムの検討に参画しました。この学会を通して、障がいのあるこどもの支援に関する研究活動を活発にして、その結果、地域に住むこどもたちと家族の幸せに寄与したいと考えています

横井 裕一郎(ヨコイ ユウイチロウ)

横井 裕一郎(ヨコイ ユウイチロウ)

辻 清張 監事

福井県総合福祉相談所 
障がい者支援課 主査

 昨年還暦を迎え、福井県こども療育センター退職を控えた身での本学会理事への立候補は見送ることと致しました。運営幹事時代から足掛け9年に渡り、本学会役員の末席を務めさせていただいたことに感謝申し上げます。
この4月からは総合福祉相談所で主に身体障がいがある方々の更生相談や、相談支援に従事する方々の養成研修に関わることとなり、学術活動の第一線からは退いておりますが小児理学療法の確立に向けた想いは聊かも衰えておりません。今後2年間、監事として本会を見守らせていただくこととなりましたので、会員の皆様からのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

辻 清張(ツジ キヨハル)

辻 清張(ツジ キヨハル)