概要

設立の趣旨

糖尿病は増加の一途を辿る国民病であり、理学療法士には糖尿病の基本治療である運動療法の専門家として、糖尿病チーム医療の主軸を担うことが期待されています。理学療法士による糖尿病患者への関わりは世界的にも類がなく、また、糖尿病理学療法に関するエビデンスは蓄積されていません。本学会は、糖尿病に対する理学療法の理論、介入方法および効果検証に関する学術研究の振興と発展を図り、世界に先駆けて糖尿病理学療法学の体系化を目指します。また、理学療法診療ガイドラインや成書の作成、糖尿病理学療法を専門とする人材育成への活動も推進します。

主な領域

  1. 糖尿病に対する運動療法と疾患管理指導(行動科学的理論に基づく療養指導)
  2. 糖尿病特有の合併症やそれに伴う身体機能ならびに生活機能障害に対する理学療法
  3. 糖尿病管理に関連する腎臓や肝臓などの機能低下・障害、肥満症等に対する運動療法および疾患管理指導

会員数

765名(2024年8月1日現在)
内訳:専門会員A 145名
   一般会員  614名
   学生会員  6名