第4回学術集会

第4回学術集会は第52回日本理学療法学術大会との同時開催です

お知らせ

現在、お知らせは特にございません。

開催概要

テーマ 呼吸理学療法の多様性
開催日 平成29年5月12日(金)~14日(日)
会場 幕張メッセ / 東京ベイ幕張ホール
学術集会長 小川 智也(公立陶生病院)
準備委員長 瀬崎 学(新潟県立新発田病院)
第52回日本理学療法
学術大会ホームページ
http://www2.c-linkage.co.jp/jspt52/
日本呼吸理学療法学会
Facebookページ
http://www.facebook.com/jsrpt/

学術集会長挨拶

第4回日本呼吸理学療法学会学術集会
会長 小川 智也
(公立陶生病院 中央リハビリテーション部)

 このたび第4回日本呼吸理学療法学会学術集会を、平成29年5月12日~14日の日程で幕張メッセ(国際会議場・展示場)および東京ベイ幕張ホールにおいて開催させて頂きます。今回も昨年同様、日本理学療法学術大会における分科学会連合大会方式で開催されることになりました。
 呼吸理学療法は呼吸器疾患のみに限らず多くの病態に必要となってきています。また、病期も急性期から慢性期と幅広く、より重症な状態においても工夫を凝らした介入が試みられ、介入する場所も病院のみならず在宅へと広がりをみせております。このように呼吸理学療法は病態、病期、介入場所が多岐にわたるようになってきている現状を踏まえ、本学術集会のテーマは「呼吸理学療法の多様性」とさせていただきました。本学術集会では特別講演、シンポジウム、ワークショップ、症例検討会を企画いたしました。
 特別講演では「肺癌に対する呼吸理学療法」について静岡県立静岡がんセンターの岡山太郎先生にご講演をいただくことにいたしました。近年、がんのリハビリテーションが多くの施設で取り組まれておりますが、今回は肺癌に着目し病期に応じた呼吸理学療法の介入について病態の理解、治療も含め解説していただきます。シンポジウムは学術集会テーマでもあります「呼吸理学療法の多様性」をタイトルとし、各方面に精通した3名の講師において誤嚥性肺炎、在宅、重症呼吸不全に対する呼吸理学療法についてご講演いただき、会場の皆様とも討議を行い幅広く呼吸理学療法を理解していただければと思っております。ワークショップは「早期リハビリテーションの標準化に向けて~エキスパートコンセンサスからの提言~」と題し、エキスパートコンセンサスを作成された先生方に理学療法の実際に焦点を当てた内容で提言をいただきます。昨年からの継続企画といたしまして、「若手会員のための役立つ症例検討会」を開催します。呼吸理学療法の経験が浅い若手会員にとって、臨床で参考になる考え方や介入方法を学んでいただけることを目標にしております。今回は間質性肺炎急性増悪例、外科周術期症例について2名の講師に症例提示をしていただきます。 一般演題につきましても83題と多くの演題を応募いただきました。内容も調査研究、急性期、慢性期など多岐に渡っており、活発な討議を期待しております。
 本学術集会の準備にあたり学会運営幹事の皆様方の多大なご協力がありましたことを申し添えます。是非、多くの皆様方のお越しいただき日頃の臨床や研究にとって意義深いものになりますことを願っております。
 

日本呼吸理学療法学会
企画プログラム

シンポジウム「呼吸理学療法の多様性」
日時:5月12日(金) 12:50~14:20
会場:B会場(東京ベイ幕張ホール)B2会場
講師:吉田 剛(高崎健康福祉大学) 中田 隆文(須藤内科クリニック) 
   横山 仁志(聖マリアンナ医科大学病院)
司会:玉木 彰(兵庫医療大学大学院) 岸川 典明(愛知医科大学病院)

ワークショップ「早期リハビリテーションの標準化に向けて
        ~エキスパートコンセンサスからの提言~」

日時:5月12日(金) 14:40~15:40
会場:B会場(東京ベイ幕張ホール)B2会場
講師:高橋 哲也(東京工科大学) 飯田 有輝(愛知県厚生連海南病院)
   小幡 賢吾(岡山赤十字病院)
司会:神津 玲(長崎大学大学院)

特別講演「肺癌に対する呼吸理学療法」
日時:5月13日(土) 16:50~17:50
会場:A会場(幕張メッセ国際会議場)A2会場
講師:岡山 太郎(静岡県立静岡がんセンター)
司会:小川 智也(公立陶生病院)

症例検討「若手会員のための役立つ症例検討会
     ~間質性肺炎急性増悪例・外科周術期例~」

日時:5月13日(土) 18:10~19:10
会場:A会場(幕張メッセ国際会議場)A2会場
講師:渡邉 文子(公立陶生病院) 及川 真人(長崎大学病院)
司会:瀬崎 学(新潟県立新発田病院) 宮崎 慎二郎(KKR高松病院)