モデルカリキュラム


令和6年11月14日

日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会会員の皆様
理学療法士学校養成施設関係者の皆様

昨年度6月~7月に本研究会が実施しました『ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法に関する教育の現状アンケート』では、回収率が50%を超えて、全学校養成施設の実態を反映している思われる結果が得られました。ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法に関する科目(授業)は43%の養成校で開講されていました。そして、当該科目を開講している養成校の80%から、この科目を必須科目にする必要がある、どちらかといえばあるとの回答が寄せられました。しかし、その一方で科目担当教員の確保の難しさ、限られた時間の中で何を教えたら良いか困っているという意見も少なくありませんでした。また、理学療法士国家試験ではウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法分野の内容が出題されていますが、指定規則には盛り込まれていません。
そこで、日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会ではウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法に関する科目の必修化(指定規則での収載)を目指して、まずモデルカリキュラムを作成しました。これは、当該分野の科目を開講している大学を中心とした全国の学校養成施設で公開されている授業シラバスを参考に作成しました。1単位の科目として立案しました。今後の授業計画の際に参考にしていただけますと幸いです。
今後もウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法に関する科目の必修化に向けて研究会として様々な活動を継続する所存です。引き続き皆様方の御支援、御鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
 
日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法研究会