若手研究者(U39)
日本理学療法学会では,毎年の学術大会にて「若手研究者による先端的基礎理学療法研究紹介」というシンポジウムを企画しております.レベルの高い学術雑誌に論文が掲載された若手研究者に,研究内容を紹介してもらいます.
シンポジストは,他者推薦・自己推薦された39歳以下の若手研究者の中から,厳正な基準に基づいて選定されます.本ホームページで推薦の案内をしますので,是非,応募してください.
2023年度の若手研究者(U39)
武内 孝祐(神戸国際大学リハビリテーション学部)
「静的ストレッチで達成できること、達成できないこと―システマティックレビュー・ メタ分析の結果から―」
西川 裕一(金沢大学理工研究域フロンティア工学系)
「高密度表面筋電図法を用いた運動単位の非侵襲的な解析手法―健常者〜神経変性疾患への応用―」
佐藤 成(松村総合病院)
「筋力増強および筋肥大効果を高めるためのレジスタンストレーニング処方―関節可動域と筋収縮様式に着目した戦略―」
高橋 郁文(金沢大学附属病院)
「関節軟骨の可塑性と理学療法の持つ新たな可能性」
佐々木 亮樹(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学研究科)
「空間的な体性感覚処理に関与する大脳ネットワークの特定」
長谷川 直哉(北海道大学大学院保健科学研究院)
「姿勢不安定の改善に効果的な感覚フィードバック練習の検討」
岩本 えりか(札幌医科大学保健医療学部理学療法学第二講座)
「脳血管の動脈硬化の評価と改善に向けた介入方法の探索」
髙松 泰行(中部大学生命健康科学部)
「静磁場刺激を用いたニューロモジュレーション作用」
北谷 亮輔(新潟医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科)
「効率的な歩行適応方法の開発に向けた筋内・筋間コヒーレンス解析による神経生理学的検証」
渡部 貴也(金沢大学附属病院)
「慢性足関節不安定症者における動的姿勢制御のバイオメカニクス」
髙田 裕生(沖縄科学技術大学院大学神経回路ユニット)
「皮質脊髄路を構成する巨大錐体細胞の形態学的特徴と中枢神経損傷による影響」
井上 貴博(新潟大学脳研究所システム脳病態学分野)
「運動による可塑性を強化するためのGABAを標的とした薬理的アプローチ」
福本 悠樹(関西医療大学保健医療学部理学療法学科)
「運動練習効果の拡大を図るためのトレーニング方法開発の試み―運動イメージによる脊髄運動ニューロンの興奮性変化の観点から―」
平田 恵介(東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科)
「Split-belt treadmill により得られた gait adaptability に関する知見と臨床応用」
会津 直樹(藤田医科大学保健衛生学部リハビリテーション学科)
「運動制御に関与する身体特異性注意の適応メカニズム」
竹中(蜷川) 菜々(京都大学 iPS 細胞研究所)
「健常ヒト iPS 細胞由来間葉系間質細胞(iMSC)移植によるウルリッヒ型筋ジストロフィー(UCMD)の病態改善効果の検証と、治療効果に係る分子メカニズムの解明」
萬井 太規(大分大学福祉健康科学研究科)
「3〜10歳児の姿勢制御と歩行制御の定型発達過程とそのメカニズム」
岡和田 愛実(慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室)
「視覚による認知的な運動機能拡張による脳卒中患者の運動麻痺治療」
中尾 彩佳(関西医科大学リハビリテーション学部)
「筋伸張ストレスに着目した筋力トレーニングの効果」
髙木 領(立命館グローバルイノベーション研究機構)
「カルシウムイオン変動に着目して寒冷療法の新たな展開を目指す」
2022年度の若手研究者(U39)
中村 雅俊(西九州大学リハビリテーション学部理学療法専攻)
「フォームローラーはストレッチングの代わりになるのか?」
黒部 正孝(田辺中央病院リハビリテーション科)
「外側広筋からF波を記録する新しい方法」
中西 智也(NTTデータ経営研究所ニューロイノベーションユニット)
「後天性下肢切断後に生じる同側神経ネットワーク再組織化:Multimodal MRIによる検証」
谷 恵介(追手門学院大学心理学部心理学科)
「重力下における身体軸知覚の特性とその神経基盤」
吉岡 潔志(一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構)
「eNAMPTが制御するNAD+代謝と抗老化介入としての運動療法の新たな価値」
平山 健人(早稲田大学人間科学学術院)
「麻痺上肢の使用頻度アップをめざすニューロモジュレーション法の紹介」
2021年度の若手研究者(U39)
齋藤 悠城(札幌医科大学医学部解剖学第2講座)
「骨格筋間葉系前駆細胞の細胞老化と骨格筋の再生」
新藤 愛(つくば国際大学医療保健学部理学療法学科)
「運動と栄養摂取の相加的効果~遂行機能の向上を目指して~」
田中 貴士(金沢医科大学医学部解剖学Ⅱ)
「脳損傷後の運動および精神機能の効果的な回復機序」
山越 聖子(東北医科薬科大学医学部統合腎不全医療寄附講座)
「慢性腎臓病における腎間質線維化を考える~運動による腎保護効果の機序と食塩感受性高血圧における腎(プロ)レニン受容体発現調節~」
宮脇 裕(慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室)
「運動主体感を決める手がかり統合戦略と脳卒中後運動障害によるその変容」
廣野 哲也(中京大学スポーツ科学部)
「足関節底屈筋force steadinessと姿勢制御機能との関連」
2020年度の若手研究者(U39)
稲井 卓真(おぐま整形外科クリニックリハビリテーション科)
「変形性股関節症の進行を遅延させるためのバイオメカニクス研究」
佐伯 純弥 (早稲田大学スポーツ科学学術院)
「下腿におけるランニング障害と下肢筋群の力学的特性の関連」
田中 浩基(京都大学医学部附属病院リハビリテーション部)
「筋力トレーニングにおける筋束長特異性という新たな概念」
平林 怜 (新潟医療福祉大学リハビリテーション学部)
「脊髄相反性抑制増強の効果的な介入法」
木村 剛英 (つくば国際大学医療保健学部理学療法学科)
「認知課題の新たな可能性」
高橋 郁文 (金沢大学附属病院リハビリテーション部)
「理学療法学の観点に基づいた関節軟骨に対する組織学的研究」
2019年度の若手研究者(U39)
左から市橋先生,松木先生,山縣先生,高林先生,中島先生,宮口先生,堀田先生,河上先生
中島 和希(横浜市立大学医学部生理学)
「脳損傷後の機能回復を促進する新規薬剤の開発」
宮口 翔太 (新潟医療福祉大学リハビリテーション学部)
「経頭蓋交流電流刺激が運動パフォーマンスに与える影響」
堀田 一樹 (新潟医療福祉大学リハビリテーション学部)
「骨格筋における微小循環の調節機序」
高林 知也 (新潟医療福祉大学リハビリテーション学部)
「ランニング中に生じる足部内のバイオメカニクス」
山縣 桃子 (京都大学大学院医学研究科運動機能開発学分野臨床バイオメカニクス研究室)
「立位・歩行制御時の身体の協調性」
松木 明好 (四條畷学園大学リハビリテーション学部)
「Vestibular neuromodulation and cerebellum」
2018年度の若手研究者(U39)
長坂 和明 (産業技術総合研究所人間情報研究部門)
「サルモデルを用いた視床痛を引き起こす神経可塑性の解明」
飯島 弘貴 (慶應義塾大学理工学部/京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻)
「変形性膝関節症における再生リハビリテーション確立に向けた分野横断型研究」
犬飼 康人 (新潟医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科)
「前庭器官へのノイズ電流刺激が立位姿勢制御に与える影響」
宮本 俊朗 (兵庫医療大学リハビリテーション学部理学療法学科)
「疾病予防に対する神経筋電気刺激の可能性を探る」
梅原 潤 (京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻)
「小胸筋の柔軟性と肩甲骨運動の関連」
谷口 匡 (京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻)
「高齢期における骨格筋の質的変化が筋力発揮に及ぼす影響」
2017年度の若手研究者(U39)
写真左から, 菅原 和広 先生, 菅田 陽怜 先生, 大住 倫弘 先生, 石田 章真 先生, 斎藤 慧 先生, 渡邊 龍憲 先生(枠内)
菅原 和広(東北福祉大学健康科学部リハビリテーション学科)
「 随意筋収縮強度変化が体性感覚誘発磁界に及ぼす影響」
菅田 陽怜 (大分大学福祉健康科学部福祉健康科学科)
「運動イメージ・運動模倣の神経基盤を探る」
渡邊 龍憲(名古屋大学大学院医学系研究科)
「予測的姿勢制御と抑制機能の関連からみたステップ反応動作戦略」
大住 倫弘(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター)
「 難治性疼痛のリハビリテーション研究」
石田 章真(名古屋市立大学大学院医学研究科)
「脳卒中後の集中的リハビリテーションにおける皮質脳幹路系の役割」
齊藤 慧(新潟医療福祉大学理学療法学科/新潟医療福祉大学運動機能医科学研究所)
「末梢電気刺激がもたらす神経生理学効果の検証」