基礎理学療法学セミナー

■ 開催趣意
 基礎理学療法学の発展から得られた、新知見、高度な知識・技術を広く会員に知らしめると共に、研究活動の推進ならびに高度な臨床能力向上と啓蒙に寄与することを目的とする。さらに、日本理学療法学会連合に属する各学会および研究会会員にも参加を呼びかけ、理学療法の各専門領域の学術レベル向上を図るとともに、理学療法の基礎と臨床をつなぐ役割の一端を担う。本企画は、日本理学療法士協会が主導する生涯学習機構および研修事業とは異なり、基礎理学療法学会からこそ発信されうる、より高度かつ専門的な知見を提示し、それを参加者にはアクティブな姿勢で共有して頂き、有益なディスカッションが展開されることが期待できる。延いては理学療法学の発展そのものに寄与する学術事業として提案するものである。

日本基礎理学療法学会学術局
教育部長 玉越 敬悟

経頭蓋磁気刺激ハンズオンセミナー

 本講習会は、理学療法士・作業療法士を対象に、非侵襲脳刺激法である経頭蓋磁気刺激(TMS)の基礎理論と技術を学ぶことを目的としています。TMSの原理や神経生理学的メカニズムについて解説し、デモンストレーションを通じて実際の計測を体験していただきます。さらに、TMSを活用した実験手法や臨床応用の実例を紹介し、実践的な理解を深めます。本講習会を通じて、参加者がTMSの正しい知識とスキルを習得し、今後の研究や臨床に役立てられることを目指します。
今回の講師には、国内の非侵襲脳刺激の第一人者である宇川義一先生(福島県立医科大学)と花島律子先生(鳥取大学)をお迎えし、講義およびデモンストレーションを行っていただく予定です。理論だけでなく、正しい手法を体系的に学ぶことで、臨床での評価の質を向上させる貴重な機会となります。本講習会を通じて、参加者がTMSの正しい知識とスキルを習得し、今後の研究や臨床に活かせることを目指します。

日本基礎理学療法学会学術局
金子 文成
■ 概 要
1.テーマ
 「経頭蓋磁気刺激 ハンズオンセミナー」
2.会期
 2025年5月10日(土)12:40~17:30
3.開催形式
 本セミナーは対面・オンラインの同時開催形式で行います。
 ・会場:東京都立大学荒川キャンパス(東京都荒川区東尾久7-2-10)
 ・オンライン配信:リアルタイムで講演等を配信
 ※お申し込み後、1週間を目安に、対面またはオンラインのいずれかを選択いただくご案内をお送りします。ご案内が届かない場合は、迷惑メールフォルダに振り分けられていないかご確認ください。
4.参加概要
 参加費:日本理学療法士協会・日本基礎理学療法学会 会員  5,500円
     日本理学療法士協会 非会員(理学療法士)  16,500円
     日本理学療法士協会 非会員(他職種)  8,800円
 定員:100名
5.講師
 宇川 義一 先生(福島県立医科大学)
 花島 律子 先生(鳥取大学)
 大西 秀明 先生(新潟医療福祉大学)
 金子 文成 先生(東京都立大学)
 松木 明好 先生(四條畷学園大学)
 野嶌 一平 先生(名古屋市立大学)
 
■ 申込方法
▼日本理学療法士協会会員・日本基礎理学療法学会会員                                                                     
日本理学療法士協会のホームページ内「マイページ」よりお手続きください。
 
 日本理学療法士協会マイページURL:https://mypage.japanpt.or.jp/mypage/login
 セミナー番号:141316
 クレジットカードでのお申込み期限:2025年5月3日(土)
 
▼日本理学療法士協会 非会員(理学療法士)・日本理学療法士協会 非会員(他職種)
下記のURLまたはQRコードよりお申し込みください。お申し込みを確認後、クレジットカード決済システム(Prevent)を利用したお支払い方法をご案内いたします。ご入金の確認をもって、参加登録が完了となります。 
 
お申込み期限:2025年5月3日(土)
https://forms.gle/4iPZRPUyc6Hx7p4r5

<問い合わせ先>                  
東京都立大学
金子 文成 研究室
メール:f-kaneko@tmu.ac.jp
 

第8回 基礎理学療法学セミナー

 リハビリテーション領域において、エビデンスに基づく実践の重要性が高まり、データ分析スキルの習得が不可欠となっています。本セミナーでは、R言語を活用した包括的なデータ解析技術の習得を目的とし、生体信号や臨床評価データの収集から分析・解釈までの実践的なプロセスを学びます。
今回のセミナーでは前回開催した信号解析の内容を発展させ、統計解析分野まで学習範囲を拡張します。R言語の基礎から段階的に解説するため、プログラミング未経験の方でも参加しやすい内容です。
習得した分析スキルは、研究論文の作成だけでなく、臨床における客観的評価や治療効果の検証にも応用可能です。本研修を通じて得た知識と技術が、参加者の研究活動の発展と臨床判断の質向上に寄与し、ひいてはリハビリテーション医療全体の発展につながることを目指します。

■ 概 要
 1.テーマ
 「リハビリテーション研究のためのR入門:信号解析から統計解析へ」
 2.会期
 2025年6月4日(水)18:55~21:00 
3.会場
 ZOOMによるWEB研修会 
4.参加者
 参加資格:日本理学療法士協会会員・日本基礎理学療法学会会員(一般・専門A・B)
 参加費:2,200円
 定員:60名
5.講師
 野嶌 一平 先生(名古屋市立大学医学部保健医療学科)

■ 申込方法
申し込みは日本理学療法士協会のホームページ内「マイページ」よりお手続きください。
 
日本理学療法士協会マイページURL:https://mypage.japanpt.or.jp/mypage/login
セミナー番号:141314
口座振替でのお申込み期限:2025年4月18日(金)
クレジットカードでのお申込み期限:2025年5月27日(火)

当日使用するZoomリンクは、申込期限後にマイページに登録されているメールアドレスへご案内いたします。前日までに案内メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダや削除フォルダも併せてご確認ください。
 
<問い合わせ先>                  
新潟医療福祉大学 リハビリテーション部 理学療法学科
玉越 敬悟 研究室
メール:workshop@kiso.jspt.or.jp

第7回 基礎理学療法学ワークショップ



 脳科学の進歩と画像診断技術の向上は、脳卒中など中枢神経障害の理学療法において、重要な役割を果たし、神経の可塑性に代表する脳科学の知見をベースに、具体的かつ有効な理学療法の技術をあみ出しつつあります。今回の基礎理学療法学ワークショップでは、非侵襲脳刺激の活用法などを構築して来られた金子文成先生(東京都立大学)と、CT等の脳画像診断をベースの具体的な臨床実践を検討して来られた阿部浩明先生(福島県立医科大学)のお二人にご登壇頂き、損傷された脳の機能的情報をベースに運動機能の確かな改善を導くための、まさに中枢神経障害に対する基礎医学と臨床医学の融合と架け橋が実感できる特別企画のワークショップを展開していただけるものと確信しています。

■ 概 要
 1.テーマ
 「損傷後脳の機能的情報と運動機能」
 2.会期
 2025年2月4日(火) 18:55~21:00
 3.会場
 ZOOMによるWEB研修会
 4.参加者 
 参加資格:日本理学療法士協会会員・日本基礎理学療法学会会員(一般・専門A・B)
 参加費:2,000円
 定員:50名
 5.講師 
 金子 文成 先生(東京都立大学 人間健康科学研究科)
 阿部 浩明 先生(福島県立医科大学 保健科学部)

■ 申込方法
申し込みは日本理学療法士協会のホームページ内「マイページ」よりお手続きください。
 
日本理学療法士協会マイページURL:https://mypage.japanpt.or.jp/mypage/login
セミナー番号:138153
クレジットカードでのお申込み期限:2025年1月31日(金)
 
当日使用するZoomリンクは、申込期限後にマイページに登録されているメールアドレスへご案内いたします。前日までに案内メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダや削除フォルダも併せてご確認ください。

第6回 基礎理学療法学ワークショップ



 臨床や研究において、プログラミング言語を活用したデータ解析は、効率性を飛躍的に向上させます。さらに、近年の情報技術の進展により、データの計測がより簡便に行えるようになっています。医療専門職として、経験に頼ったアプローチの限界が指摘される中、エビデンスに基づいた評価や治療の重要性が一層高まっていますこれからの時代、現場の一人ひとりが自らデータを収集し、解析し、まとめることがますます求められていくでしょう。
 その第一歩として、今回はRを使ったデータ解析の講座を開講いたします。学会発表や論文投稿に向けた基礎力をこの講座で養い、次のステップへ進むための足がかりとさせていただきます。

■ 概 要
 1.テーマ
 「Rで始める信号解析入門:臨床におけるデータ解析の第一歩」
 2.会期
 2024年11月13日(水) 18:55~21:00
 3.会場
 ZOOMによるWEB研修会
 4.参加者 
 日本基礎理学療法学会会員(一般・専門A・B)のみならず、日本理学療法士協会の会員であれば、すべて参加可能です。
 参加費:2,000円
 定員:50名(150名程度まで参加可能)
 5.講師 
 講師:野嶌 一平 先生(名古屋市立大学)

■ 申込方法
 日本理学療法士協会ホームページの「マイページ」より手続きを進めて下さい。セミナー番号は「134322」です。マイページ⇒「生涯学習管理」⇒「セミナー検索・申し込み」の順にクリックし、「セミナー番号」欄に「134322」と入力して検索してください。なお、クレジットカードでの申込期限は2024年11月10日(日)。今回の参加申し込みはクレジット払いのみですので、ご注意ください。
 マイページへの参加申込および入金を確認した後、適宜、当日参加の際に使用するZOOMウェビナーのURLをお送りします。マイページに登録された電子メールのアドレスは、メールが確実に届くものをご登録ください。

第5回 基礎理学療法学ワークショップ



 理学療法に関する基礎研究の知見を臨床応用に結びつけることは極めて重要です。今回の企画では、誘発筋電図に関する研究の成果をもとに、理学療法の効果を高める付加的な治療法をご提示頂きます。テーマを「リハビリテーション効果を高める付加的な治療法の提案 ~誘発筋電図を使用した脊髄運動神経の興奮性評価の観点から~」として、当該分野での研究を重ねて来られた3名の先生方にご登壇いただき、誘発筋電図の基本から、臨床応用へのアイデアまでをお話頂く予定です。今回の企画により、誘発筋電図に関する研究成果のまとめと、臨床への橋渡しを通じて、幅広い議論で盛り上がることが期待できると考えます。

■ 概 要
 1.テーマ
 「リハビリテーション効果を高める付加的な治療法の提案 ~誘発筋電図を使用した脊髄運動神経の興奮性評価の観点から~」
 2.会期
 2024年10月1日(火) 19:00~21:00
 3.会場
 ZOOMによるWEB研修会
 4.参加者 
 日本基礎理学療法学会会員(一般・専門A・B)のみならず、日本理学療法士協会の会員であれば、すべて参加可能です。
 参加費:2,000円
 定員:50名(150名程度まで参加可能)
 5.講師 
 講師1.鈴木 俊明 先生(関西医療大学)
    「誘発筋電図の基礎と臨床応用」
 講師2.福本 悠樹 先生(関西医療大学)
    「運動イメージを利用した運動学習効果の促進」
 講師3.高崎 浩壽 先生(京都田辺中央病院)
    「運動観察と運動イメージの介入効果」
 ※ すべての講演が終了した後に総合討論を開催致します。


■ 申込方法
 日本理学療法士協会ホームページの「マイページ」より手続きを進めて下さい。セミナー番号は「130315」です。マイページ⇒「生涯学習管理」⇒「セミナー検索・申し込み」の順にクリックし、「セミナー番号」欄に「130315」と入力して検索してください。なお、クレジットカードでの申込期限は2024年9月26日(木)、口座振替での申込期限は8月18日(日)です。
 マイページへの参加申込および入金を確認した後、適宜、当日参加の際に使用するZOOMウェビナーのURLをお送りします。マイページに登録された電子メールのアドレスは、メールが確実に届くものをご登録ください。