第8回日本リハビリテーション栄養学会学術集会


平成30年12月10日
栄養嚥下理学療法部門
運営幹事 中島活弥
     高橋浩平


平成30年12月1日に香川県高松市サンポートホール高松で第8回日本リハビリテーション栄養学会学術集会が開催されました。
理学療法士企画セッション「理学療法士が行うリハ栄養評価とは?~多職種からどんな情報を得て、どんな情報を提供するか~」
座長は
中島 活弥(藤沢湘南台病院 リハビリテーション科)
高橋 浩平(田村外科病院 リハビリテーション科)
が務め、演者は各介入期から
急性期:飯田 有輝先生(JA愛知厚生連海南病院 リハビリテーション科)
回復期:備瀬 隆広先生(熊本リハビリテーション病院 リハビリテーション科)
生活期:東 大和生先生(くぼかわ病院 リハビリテーション部)
の3人の先生より各期における栄養理学療法評価、実践、課題についてご発表頂きました。
300席以上の会場はほぼ満席で立ち見の方もおられ、この分野の関心の高さを改めて実感いたしました。
中島より日本理学療法士学会 栄養・嚥下理学療法部門のについて。高橋運営幹事より、栄養理学療法について座長発言もさせて頂きました。
 

中島・東・備瀬・高橋・飯田(敬称略)

中島・東・備瀬・高橋・飯田(敬称略)

各期の最新の知見や評価方法、リハビリテーション栄養の中で理学療法士が見る視点などをお聞き出来ました。本来なら総合討論の時間を多く設けるつもりでしたが、座長の不手際で短い討論になってしまったことをお詫びします。
しかし、それほど伝える側、聴講する側の双方に熱いものを感じる時間でした。
他の企画も盛況であったと聞いております。
高松の地で800名を超える参加者があった事は良い意味での予想外であったと準備委員のかたよりお聞きしました。
ポスターセッションでも様々な創意工夫がなされる研究、報告があり短くも濃い1日でした。

吉村 芳弘先生(熊本リハ病院)と一緒に

吉村 芳弘先生(熊本リハ病院)と一緒に

当部門にご登録の方々も多くいらっしゃいましたが、まだまだ我々部門の広報が足りないと実感した学会でした。
日本リハビリテーション栄養学会 若林秀隆理事長とお話しさせて頂き、今後も当部門と日本リハビリテーション栄養学会とのあらゆる面での協働を再確認させて頂きました。
本学術集会で企画運営をされた大会長の植木昭彦先生、実行委員長並びに理学療法士企画をまとめて下さった宮崎慎二郎先生をはじめ運営の皆様、そしてご参加の皆様に感謝いたします。
次回は福岡での開催と伺っております。今後ともよろしくお願いいたします。