概要
設立の趣旨
これからの理学療法は、加齢・侵襲・廃用によって生じる栄養のリスク、筋力強化、体力向上に必要な栄養に関する知識、加齢・神経疾患・頸部障害によって生じる嚥下障害のリスクにきちんと対応できるだけの知識と技術が整理されたうえで行われる必要がある。
高齢者やリハビリテーション対象者が、低栄養や脱水、誤嚥性肺炎などのリスクを回避し、効率の良いリハビリテーションサービスを受けるための知識と実践方法を理学療法領域において醸成していくことが使命である。そのため、リハビリテーション栄養に関する最新の知見や徐々に構築されてきている嚥下理学療法についてのエビデンスの確立とその普及、啓発に努めていく。
主な領域
①高齢者の栄養管理(低栄養・サルコぺニア)
②運動と栄養(筋力強化・体力増強・廃用)
③特殊な状態における栄養管理(周術期・がん・糖尿病・炎症状態)
④脳卒中者の摂食嚥下障害
⑤神経筋疾患の摂食嚥下障害
⑥小児分野の摂食嚥下障害