個人情報漏洩についてのお詫びとご報告
この度、本学会理事が主導した3件の情報発信において、個人情報が含まれた状態で公開していたことが判明しました。今回の件で個人情報が公開されてしまった方々に多大なご迷惑をおかけしたことに対し、心よりお詫びいたします。
このような事態を招いたことを深く反省し、個人情報の適切な取り扱いを徹底するとともに、該当理事に対する厳重注意を行い、理事会構成員による情報管理を徹底して再発防止に努めてまいります。
1. 3件の事案
(1) 令和7年3月10日:日本学術会議協力学術研究団体申請準備時の専門会員A情報更新のためのメールに係る案件(事案1)
【概要】A理事より専門会員Aに、会員情報へのアクセス情報が記載されたテキストファイルを添付したメールが誤送信された。7分後にテキストファイルを含む誤送信メールの削除をお願いするメールが送付された。その2分後に会員属性が含まれたファイルの共有を停止したが、結果的に9分間、個人情報の一覧を閲覧できる状態であった。
(2) 令和7年11月:がんリンパ浮腫理学療法学会学術大会 SNS(X)参加型イベントで交換した名刺20枚程度の写真を投稿した案件(事案2)
【概要】B理事は第8回がんリンパ浮腫理学療法学会学術大会のSNS(X)参加型イベント ベストフォト賞に応募するため、B理事のXアカウントから学会で交換した名刺20枚程度の写真に学会名等のハッシュタグを付して投稿した。投稿直後から、閲覧者より指摘を受け、速やかに当該投稿を削除し、謝罪文を掲載した。
(3) 令和7年12月:IOPTP会費に関する案内の送付方法に関するメールを誤送信した案件(事案3)
【概要】C理事はIOPTP会員に会費改訂に関するメールを配信したが、通常、ブラインドカーボンコピー(BCC)で配信すべきところを誤ってCC配信した。別の理事が誤送信に気づき、速やかにお詫びのメールを配信した。
2. 原因
・個人情報保護に関するリテラシーの不足(事案1-3)
・ネットリテラシーに関する理解の不十分さ(事案1-2)
・業務を急ぐことによるBCC設定の失念(事案3)
3. 今後の対応理事会構成員の個人情報保護、情報セキュリティ、ネットリテラシーに関する意識のレベルを高めるとともに、資料、文書、送信先などを十分に確認し、資料は配信前に複数人による確認をするなど、再発防止に努めます。
一般社団法人 日本小児理学療法学会
理事長 小塚 直樹
