足圧データは、14ヶ月(14.01ヶ月±2週)の幼児164名(男87名、女77名)を用いた。構造化インタビューにて幼児が10feet(約3m)独歩した初日を聴取した。歩行経験は4~187日(平均71.40日)であった。幼児の足長(股関節-足関節)は30.80~37.70㎝(平均33.69㎝)であった。データ計測には足圧計測システムもしくはフットプリントの2つの方法を用いて歩行路を歩き、データ収集をしたが、歩幅と歩行速度の結果に有意差が見られなかったことから2つのデータを統合した。歩幅は下肢長で除して標準化データとした。
検査者はおもちゃなどで乳児を励まし、両親に向かって幼児を歩かせた。検査者は各試行のビデオテープを観察し、歩行の足取りの乱れ(立ち止まる、歩行路から外れる、クロス・ステップをするなど)は除外した。テスト信頼性のために2試行(4~22歩)実施し、合計328試行であった。