目次(掲載順)2010年

2010.11

2010.10

  • 幻肢痛に対する幻像運動の有効性:予備的研究

    【論文の概要】背景正常な刺激の欠如と傷害を受けた神経単位からの過放電、切断後に再び認められる体性感覚の疼痛が幻肢痛発生の原因と考えられている。幻肢痛の治療は非常に困難であるが、治療方法として手術療法、心理療法、鏡や鏡箱による仮想現実を用いた方…

  • 腰痛症に対する理学療法とアドバイスとの無作為化比較対照試験

    【論文の概要】背景腰痛症とそれに関連する障害は、西洋の社会での主要な社会的健康問題である。腰痛症は、英国労働者の主な休職原因であり、直接的なヘルスケア・コストは、2,932,000ドルと推定されている。英国のNHSにおける理学療法士は、年間におよそ130万…

2010.9

2010.8

2010.7

  • 電気刺激療法は地域在住脊髄損傷者の褥瘡治癒率を増加させる

    【論文の概要】背景脊髄損傷者にとって褥瘡治癒の遅延は生命を脅かす深刻な医学的状況に進展する可能性がある。一方、創傷に対する電気刺激electrical stimulation therapy:ESTは線維芽細胞活動の増加、コラーゲン蓄積や血管新生増加などにより治癒を早めるこ…

  • シャルコー・マリー・トゥース病の痛みを伴った凹足の足圧特徴

    【論文の概要】Introductionシャルコー・マリー・トゥース(Charcot-Marie-Tooth = CMT)病はしばしば末梢の筋のアンバランスより有痛性凹足を呈し、病期の進行とともに足部の変形が進行し拘縮を呈する。本研究の目的は、足部底屈圧と痛みに対して凹足が及ぼす…

2010.6

2010.4

  • 介入研究における転倒の自己報告の妥当性

    【論文の概要】背景転倒の評価法には、一定期間過去の転倒の経験を振り返る想起法がある。この想起法は、簡便で労力の少ない反面、記憶に障害のある者の評価を行う際には、慎重に実施する必要がある。一方、転倒が発生した際にカレンダーに印をつける方法(以下…

  • 大腿骨頸部骨折により下肢機能障害を有する高齢者に対する抵抗運動の効果

    【論文の概要】背景高齢者にとって、大腿骨骨折は死因や能力障害の高い危険因子である。骨折後、半年で以前の生活レベルに戻れる割合は半分程度であり、その特徴として、健常側下肢に比較して骨折側下肢筋力の低下が挙げられる。この下肢間の機能的差異は、骨折…

2010.3

2010.2

  • 脳損傷を伴う早期産児の上肢自発運動の時系列解析

    【論文の概要】背景と目的本研究の目的は、脳に損傷がある早期産児と無い早期産児の自発性運動の解析を行い、正常および異常な運動発達過程を知る手がかりを探ることにある。早期産児の上肢の自発性運動を時系列解析によって解析している。対象対象は7人の脳損…

  • 膝蓋大腿関節障害の治療における足底装具と理学療法:無作為化臨床試験

    【論文の概要】背景目的本研究の目的は、膝蓋大腿関節障害の治療における①足底装具、②靴の中敷(対照群)、③理学療法、④足底装具と理学療法の併用の臨床的効果について比較検討することである。仮説:膝蓋大腿関節障害に対する治療として、足底装具の適用は、靴…

2010.1

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