理事長 挨拶

訪れていただきました皆様へ
 2019年7月より部門新代表となり、現在理事長を務める岡原 聡(おかはら さとし)です。この度は当研究会HPをご覧いただきありがとうございます。
 私達は、働く人の健康と快適さを届けるために、個別には心身の状態に適した作業評価・環境評価・身体活動(運動)の実践やKAIZENの提案、集団または経営層には社員の健康増進や長期的な採算性に基づく健康経営への支援など、労働者と事業者の双方に支援を行うことを目指しています。
 筋骨格系障害、メンタルヘルス、就労支援、特定健診など、産業保健分野において疾病や障害に関する知識と研鑽した技術を活用し、多機関の方々と連携しながら、働く人の健康に寄与したいと思っています。
 
会員の皆様へ
 当研究会の特徴として、研究活動だけでなく産業保健現場における実践活動も重視しています。政府の指針として予防医療の重点化が示されるなか、働く人の健康増進に貢献していくことが理学療法士の大切な役割の一つになると考えています。
 初代部門代表山崎先生(マツダ病院)の尽力により、WCPTの産業保健サブグループへの加盟、職業性腰痛予防講師の育成、腰痛予防に関する研修会への講師派遣など、現場を支える事業が推進されました。これからのより良い社会に向けて、皆様が活躍できるように努めて参ります。皆様のご支援よろしくお願いします。
 

2022年4月
日本理学療法士学会連合
日本産業理学療法研究会 理事長
岡原 聡