2025.01.07

【新年のご挨拶】日本産業理学療法研究会 理事長 佐藤 友則

新年あけましておめでとうございます。新たな一年の始まりにあたり、一言ご挨拶をさせていただきます。

昨年は、労働者の腰痛に関する多施設共同研究をはじめとした各種調査・研究、当研究会初の単独でのオンライン学術大会開催、機関誌の刊行、ガイドライン策定に向けた活動などを行いました。

令和7年は、2月9日に産業理学療法普及啓発セミナー、11月には愛知県でハイブリッド形式での学術大会を開催します。皆さま奮ってご参加ください。

今年は巳年です。「蛇」は、脱皮を繰り返して成長していくさまから、古来より「新しく生まれてくる」、「将来・未来がある」といった意味合いがある縁起の良い動物と言われています。産業保健という我々にとって新しい領域を開拓し、理学療法士に対する社会からの要請に応えるため、より高いレベルの学術活動を成す、そのような年になることを願っています。

少子高齢社会の我が国において、高年齢労働者や病を抱えた労働者をはじめ、すべての働く人々が、健康で安全に長く働き続けられる社会の実現のために、産業保健理学療法をより発展させていきたいと思います。

本年も、当研究会の活動にご高配賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2025年1月
日本産業理学療法研究会
理事長 佐藤 友則